手前から「びえい和牛の三種盛り」「上サガリ」。左奥が「豚生ホルモン」。焼き加減はお好みで

「びえい和牛」リーズナブルに

 牛肉を堪能したい時に訪れるのが、食肉卸販売の「アントワーカー」が経営する「炭火焼肉 亞茶」。食肉メーカーだからこそできるリーズナブルな価格で上質な和牛を提供している。

 店内は和風モダンな造りで、上品な雰囲気。コンロの上に排煙装置があるので煙やにおいが少ないのもうれしい。

 看板商品の「びえい和牛」は、社長の坪洋樹(つぼひろき)さん(39)が産地に出向き、品質を確かめて買い付けている。「北海道で最高水準のブランド牛ですが、当社で仕入れる肉は中でもえりすぐりと自負しています」と話す。

 いろいろな部位が味わえる「びえい和牛の三種盛り」が、細長い皿に載って運ばれてきた。この日は「芯々(しんしん)」「三角バラ」「オオモモ」。芯々はモモ肉の一部で、きめ細かくなめらかな食感。さっとあぶって口に運ぶと、肉のうま味と脂乗りの絶妙なバランスに陶然となった。三角バラは見事な霜降りだがしつこさはなく、甘い余韻を残しながら舌の上ですうっと溶けていく。オオモモには美しいサシが入り、軟らかくジューシー。日替わりで「マキ」(上ロース)や「ブリスケ」(前バラ)などになることもあるが、どの部位を食べても満足できるだろう。

 次に、肉厚で食べ応えのありそうな「上サガリ」を。繊細な赤身のしっかりしたコクが伝わってくる。牛肉以外もおいしいに違いないと、「豚生ホルモン」を注文。新鮮でプリプリの歯応えがたまらない。

 薬味のトリュフ塩やネギ塩、タレを付けてももちろんおいしいが、まずはそのまま食べて、素材のうま味を感じてほしい。「牛肉は最高のA5等級。バラは9種程度、ロースは5種前後に細分化しています。味の違いを楽しんで」と坪さん。プロの仕事が生むこだわりの味だ。

住所 札幌市中央区北1西20、クレオレジデンス20の1階、2階
電話番号 011・621・1529
営業時間 午後6時(土日・祝日は午後5時)~午前0時
休日 火曜定休
主なメニューと料金 「びえい和牛の三種盛り」2355円、「上サガリ」735円、「豚生ホルモン」411円。お通し411円。飲み放題1059円(100分、2人から)
総席数 74席(禁煙席なし)
駐車場 3台