体に優しい洋食が楽しめる。シェフの千葉修さん(60)は18年前、札幌市西区で「ビストロ童夢亭」を開店。以来、3回移転し、現在は清田区だが、この味を求め、通ってくる客も多いという。

 千葉さんの料理人歴は長い。高校1年からレストランでアルバイトに励み、その後、札幌市内のホテルや飲食店で腕を磨いた。さらに、35歳の時にはパリを中心にヨーロッパで1年間修業した。

 「野菜をたくさん食べてもらいたい」という思いが強い千葉さん。可能な限り道産野菜を使い、残留農薬を落とすため、特殊なミネラル水を使うという。開店当初からのこだわりだ。

 看板メニューは「ひとさら」シリーズ。パスタかカレーに、サラダ、スープ、コーヒーが付く。

 まずは、千葉さんお薦めのサラダを。緑鮮やかで、しかもボリューム満点。実にみずみずしい。

 「カルボナーラ」にも、白菜やホウレンソウ、トマトなどがたっぷり。野菜の味を生かすため、ホワイトソースは薄味だ。口中で麺、ソース、そして、野菜が混然一体となる。思わずため息。

 「チキンカレー」は、玉ネギ、ニンジン、セロリ、ニンニク、ショウガなど大量の野菜にさまざまなスパイスを加える。「小麦粉を使わず、野菜だけでとろみを出しています」と千葉さん。ご飯は、健康にも配慮し十六穀米を使用。鶏肉は中札内鶏だ。野菜のうま味が凝縮した、コクと深みのある上品な辛さだ。

 ごちそう続きだった年末年始。お疲れ気味の胃袋を、この店で癒やしてみてはいかがでしょう。

<メモ>
 「ビストロ童夢亭」は札幌市清田区里塚1の1。(電)011・886・1611。営業時間は午前11時~午後3時、午後5~9時。月曜定休(祝日の場合は営業)。16席(全席禁煙)。駐車場10台。