小樽市祝津の沖合にある通称「トド岩」で、トドがのんびり日なたぼっこをしている。荒波が削ったびょうぶのような岩壁が北風を遮るため、格好の上陸場となっている。トドは毎年、11月から翌年4月にかけて、ニシンやホッケ、ミズダコなどの餌を求めてロシア方面から南下してくる。道内では小樽をはじめ、住民が近づきにくい岩場で群れをつくって過ごす。祝津のまちが気になるのか、辺りをきょろきょろと見回していた。環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定される一方で、漁網や漁獲に与える被害が深刻化している。