本格的な出漁シーズン到来を前に、旭川市の老舗染め物工場「近藤染工場」で大漁旗づくりが最盛期を迎えている。作業場には荒波や太陽などをあしらった華やかな大漁旗がつるされ、7人の職人がはけを軽やかに踊らせている。綿布の白抜きする部分に「のり置き」した後、はけで染料を色付けしていく。全工程を手作業で行うため完成まで2~3週間かかる。同工場では、創業当時からはけによる手染め「はけ引き本染め」を貫いている。大漁旗の手染め業者は、全国でも数少ないという。道内外の漁業者から多く注文が寄せられている。