囲碁の井山裕太天元(27)=棋聖、本因坊、王座、碁聖、十段=に一力遼七段(19)が挑戦する第42期天元戦5番勝負(北海道新聞社主催)の第2局が11月11日、小樽市の小樽朝里クラッセホテルで始まった。  第1局は激しい攻防の末、井山天元が先勝。名人を失って6冠となった井山天元が再び7冠同時制覇に向けて好スタートを切るか、一力七段が井山天元の7大タイトル獲得の最年少記録(20歳4カ月)更新に向け巻き返すか、注目の一戦。  立会人の小松英樹九段の合図で、一力七段が第1着を右上隅星(16四)に打ち下ろした。互いに四隅を占め合った後、白8(16十五)から右下隅で戦いが始まった。黒は19(17十四)まで右下隅に実利を確保。白が22(8十七)と下辺に打ち込んだのに対し、黒は23(4十五)とツケた。  小松九段は「穏やかな序盤だが、黒が23とサバキに出て、これから戦いが激しくなる可能性がある」と話した。  持ち時間は各3時間で、同日夕方には勝敗が決まる見通し。