根室管内羅臼町幌萌町の海岸で高さ10~15メートルの隆起が起き、大規模な地滑りも確認された現場では、関係者らが現地入りし、測量などの調査を行っている。町が設置した災害対策本部は4月27日、釧路開建、羅臼海保などと道路の修繕などを含めた今後の対応を協議する。現地入りした北見工大工学部の山崎新太郎助教(地質学)は25日午後、小型無人機「ドローン」を飛ばし、上空から現場を撮影。崩落した現場を取り巻くように国道の近くまで複数の亀裂が地面に入っていることを確認した。山崎助教は「周囲の全体的な地形を見ると、地滑りと隆起が同時に起きたことは間違いない」と話した。  釧路建設管理部によると、地滑りは隆起した海岸の山側長さ約300メートル、奥行き約200メートル、高さ約40メートルの範囲で発生。国道335号と並走する海岸側の町道も数十メートルにわたって崩落していた。町によると、巻き込まれた車はなく、けが人もいなかった。町は崩落した町道を通行止めにした。