札幌市内中心部を走る路面電車(市電)を使って荷物を配送する初の実証実験が3月2日行われた。沿線の中央区のススキノや札幌駅前通付近は商業施設が集中し、貨物トラックの路上駐車が常態化しているため、渋滞を緩和する狙い。貸し切り電車1両に台車ごと荷物を積み込み、札幌駅前通の停留場で降ろして周辺のビルにスムーズに運んだ。市や物流業者、商業関係者などでつくる「札幌都心交通研究会」が企画。荷物は段ボール約80箱と書類。到着から荷降ろしまでは目標より速い2分ほどで済み、後続の市電の運行にも影響なく終了した。