JR北海道が開発を中止した新型特急用ディーゼル車「285系」の試作車3両の解体作業が、札幌市東区のJR苗穂工場で行われている。285系は、燃費向上のためディーゼルエンジンとモーターを組み合わせた駆動方式を採用。車体をより深く傾けられる機能を装着し、カーブでも最高時速140キロで走行できることを狙った。ただ、JRは2011年の石勝線の特急脱線炎上事故などを受け、安全対策を優先させる方針に転換、14年に開発を中止した。約25億円が投じられた次世代型車両は、営業運転することなく解体の末路をたどった。