道は、札幌市中央区の道庁赤れんが庁舎内にある道立文書(もんじょ)館を、江別市文京台東町の道立図書館の敷地内に移転、新築する方針を決めた。赤れんが庁舎が、レストランや催事場などを新設する改修により手狭になるため。新たな建物は2018年度着工、19年度完成の予定で、費用は10億円以上を見込む。北海道の歴史資料をそろえる二つの施設を近くに集めることで、利便性の向上を目指す。

 文書館は1985年、赤れんが庁舎内に開館。幕末から現在までの北海道関連の公文書や、歴史に関する私文書、図書など23万点以上を所蔵し、閲覧もできる。中でも「箱館奉行所文書」と「開拓使文書」は国の重要文化財に指定されている。2015年度の閲覧者は2550人。

 現在は、赤れんが庁舎の1階と地下1階に閲覧室や展示室、製本・解読室、書庫がある。資料の一部は道庁本庁舎にも置いている。