爽やかな青空と心地よい風が吹く季節なのに、なんだかやる気がでない―。いわゆる「五月病」は、4月に始まった新生活から1カ月ほどたった頃に起こる健康の不調だ。新しい環境に適応した心と体の疲れが、時間差をおいて出るとされ、誰もが陥る可能性がある。五月病にならないためにはどうすればよいのか、探った。

 新入生や新入社員など、これまでと違う環境の生活を4月から送っている人は五月病への注意が必要だ。「メンタルアシスト北海道」代表の小林幸太医師=産業医、精神科医=は「学校や職場に慣れようとするとき、心や体はいわば『戦闘モード』になっている。休息がないままこの状態が続くと、体や心に変調を来してしまう。これが『五月病』です」と話す。頭痛、下痢、便秘、不眠、不安、気分の落ち込みなど、心身にさまざまな症状が出る。