お茶やコーヒーなど日常的に口にする飲み物に含まれるカフェイン。日本中毒学会(東京)が今月1日に発表したカフェインの過剰摂取による中毒の調査結果で、2011年度からの5年間に、計101人が道内を含む医療機関に搬送され、うち3人が死亡していたことが分かった。専門家は「短時間での大量摂取は命に関わる」と注意を呼びかけている。

 「カフェイン中毒の患者は近年、社会人や受験生など40代までの間で増えている」と、同学会の調査に道内で唯一参加した、札幌東徳洲会病院救急センター(札幌市東区)の松田律史(のりふみ)医師は話す。同センターには11年度からの5年間で計11人がカフェイン中毒で搬送された。死亡例はなかったが、気管内挿管を必要とした重症例もあったという。