安全で、なおかつ楽しい食事をするには、椅子に座ってテーブルに近づき、食事に適した姿勢をとることが重要です。

 でも、介護が必要な方が食事をするたびに、座ってもらった椅子を持ち上げたり、回したり、引いたり押したりしてテーブルに近づけるのは大変。腰は痛くなるし、床も傷だらけになるし、介護者にとって、大きな負担です。

 今回は椅子の座面が回って止まって、前後にスライドして、軽い力でテーブルにぴたっと着けられる、介護の負担を軽減する椅子を紹介します。

 回る機能は、回転盤が90度ごとに自動ロックし、立ち座りの際も安全。スライドする機能は、座面を前後に12センチ動かし、テーブルに寄せるのも、うそのように簡単です。フレームは、柔らかで肌触りのよい木材で、背もたれと座面は、汚れにくく拭き取りやすい合成皮革を使用しています。

 座面の高さは42センチと39センチがあり、重さはそれぞれ14・5キロと14キロ。価格は3万7584円。(岡田しげひこ=理学療法士)

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