青森県五所川原市飯詰地区でミズバショウが見ごろを迎えており、16日は観察会に参加した市民らが群生地までの散策を楽しんだ。

 「新緑の飯詰 ミズバショウと野鳥観察会」(飯詰を元気にする会主催)には22人が参加。一行は萢ノ沢ため池周囲の遊歩道を歩きながら、春の山野草や野鳥などを観察。約40分かけ、ため池南側にある群生地に到着した。

 小川の流れ込む湿地帯には、20センチ程度まで成長した株が谷あい一面に広がり、参加者たちは真っ白な花びらのような葉の仏炎苞(ぶつえんほう)を広げたかれんな姿に歓声を上げていた。

 東京都から参加した宇田元久さん(68)は「人の手が掛けられていない自然のミズバショウを間近に見られて素晴らしい」とカメラを向けていた。

 同会の岡田千秋会長(75)によると、同地区では今年、雪が少なかったものの雪解けが遅かったという。「現在は全体の七分咲きくらい。1週間は見ごろが続くだろう」と話していた。