【弟子屈】道は24日、町内のホテルで「観光列車フォーラム」を開き、地元の鉄道ファンら5人がパネルディスカッションを通じて、釧網線と花咲線を含む道東エリアの観光列車の可能性について話し合った。

 22日の札幌に続くフォーラムで、釧路管内を中心に行政関係者や鉄道ファンら約100人が参加した。

 札幌出身のフォトライター矢野直美さんが「観光列車と地域活性化」と題して基調講演した。矢野さんは釧網線知床斜里―網走間で新たに運行が始まった「流氷物語号」について、「地域の人が無償で車内販売やガイドとしてJRに協力しており、理想的な運行形態」と語った。

 パネルディスカッションは釧路公立大地域経済研究センター長の佐野修久さんがコーディネーターを務めた。パネリストの鉄道雑誌の元編集長名取紀之さんは「道東は雪や牛のいる風景など、都会の人を引き付ける資源が豊富にあり、観光列車を実現できる可能性が高いだろう」と指摘。

 釧根の鉄道ファンでつくる「釧路臨港鉄道の会」代表で釧路新聞社社長の星匠さんは「海と山の幸を途中駅で積み込み、コールマイン(釧路市)の石炭を使う石炭ストーブを積んだ列車を年中走らせては」と提案した。