JR北海道は29日、釧網線の臨時観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」(釧路―塘路間)の春の運行を始める。昨季は経営効率化の一環から運行本数が大幅に削減されたが、今季は一昨年並みに復活した。

 ノロッコ号は広大な釧路湿原が満喫できる展望客車が人気で、春と秋に運行。春の運行期間は4~6月で、昨年は前年より44本減の76本と4割近く削減されたが、今年は昨年より42本多い118本に戻った。

 今年は、5月7日までのゴールデンウイーク中は前年と同じ毎日1往復で、連休後の5月の運行はない。昨年の6月は大半が1日1往復だったが、今年は3~5日、9~30日は1日2往復する。客車は4両。うち3両が指定席の展望客車で、自由席は普通客車1両。

 ノロッコ号の乗客数は、春と秋の合計で15年は9万8千人。16年は台風の影響で秋に運休が相次いだため約6万人にとどまった。運賃は片道540円、指定席料金は同520円。(山崎真理子)