参院選の投票日に部活動などで投票に行けない学生に向け、札幌市豊平区の札幌大学は4日、キャンパスからごみ拾いをしながら期日前投票所に足を運ぶ取り組みを行った。投票した学生からは「1人で行くより安心」などの声が上がった。

 選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことを機に、新たに有権者となった学生の投票を促すとともに、地域にも貢献しようと初めて企画した。

 この日は11人の学生がごみ拾いに参加し、1時間ほどかけて期日前投票所まで歩いた。このうち2人が投票。2年の仙庭(せんば)隆志さん(19)は「子どもたちが育ちやすい環境にしてほしいと投票した。緊張したけれど、みんなと一緒に来たので安心した」。3年の太田沙奈(さな)さん(20)も「ボランティアをしながらの方が足を運びやすい」と話した。

 1年の男子学生(19)は札幌に住民票を移して3カ月が経過しておらず、この日は投票できなかった。実家のある自治体の投票所入場券を手に、「あらためて投票に挑戦したい」と話した。(野呂有里)