「イカのまち函館」の加工業者がスルメイカの記録的な不漁によって苦境に立たされているとして、函館市の工藤寿樹市長や加工業者の代表が17日、農林水産省と経済産業省を訪れ、イカの輸入枠拡大や加工業者への経営支援を要望した。

 函館市によると、2016年の函館のスルメイカ漁獲量は約8千トンで、この10年で5分の1に減った。工藤市長は礒崎陽輔農水副大臣に「函館は全国のイカ加工品の3分の1を生産しているが、原料不足で価格が3倍に跳ね上がり、業者は苦境に陥っている。観光面ではイカ刺しを提供できない事態が起きている」と訴えた。