経営再建中のシャープの戴正呉社長は4日公表した年頭あいさつで、「早期の黒字化と東京証券取引所1部への早期復帰を目指す」と改めて強調した。実現に向け「(親会社である台湾の)鴻海グループとのシナジー(相乗効果)を最大限に高めることにより収益を拡大する」と述べた。

 戴社長は昨年8月の就任以来の経営を「スピーディーかつ着実に改革を断行してきた」と振り返った。信頼を早期に回復し「2017年を鳥のように大きく羽ばたく1年としたい」と話した。

 業績回復に向け、モノのインターネット(IoT)と人工知能(AI)関連の製品を拡充させると強調した。