道は13日、道内での新たな観光列車の可能性を探る検討会議(座長・吉見宏北大副学長)の報告書案の概要を公表した。道外で注目されている豪華寝台列車の形態ではなく、中古車両に北海道らしい外装や内装を施して、道北や道東などの短い区間で週末などに運行するのが現実的とした。

 昨年8月に発足した検討会議の最終会合で示した。観光列車はJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」のヒットで注目を集めている。検討会議ではJR北海道の経営状況が厳しいことから、地域や企業が関わり運行する方法を考えた。

 区間を道北、道東としたのは、線路の空き状況や観光需要を踏まえた。季節ごとのルート変更も提唱。経費を抑えるため、酷寒冷地仕様の中古気動車を改造し、外装にアイヌ文様をあしらうことや、道産食材を使った食事の提供も盛り込んだ。