ギョーザとカレーの店「みよしの」を運営するテンフードサービス(札幌)は、2020年をめどに東京に進出する。都内数カ所に直営の小型店を展開し、新たな需要を開拓する。今月中旬に東京の百貨店で開かれる北海道物産展に初出店する予定で、これを皮切りに現地の市場調査を本格化させる考えだ。

 座席数10席ほどの直営店を、都内のJRや私鉄などの駅近くに出す方向で検討している。札幌の本社工場から食材を運び、道内と同じメニューを提供する予定だ。出店が軌道に乗り次第、本州にギョーザなどの製造工場を新設することも視野に入れている。

 同社は、札幌を中心に旭川、苫小牧などで「みよしの」とそば店「信州庵(あん)」の計33店舗を展開する。ただ、道内は人口減少に加え、大手外食チェーンの進出が相次いでおり、競争は激しさを増している。ここ数年は札幌のテナント賃料が値上がりし、首都圏との差が縮まっていることもあり、事業拡大に向け、集客が見込める都内への出店を目指すことにした。