札幌市中心部で20階建て以上のタワー(超高層)マンション計画が相次いでいる。不動産経済研究所(東京)によると、市内で建設中または建設が計画されているのは7棟計1756戸で、2008年のリーマン・ショック以降で最多となった。購入者が利便性の高い都心を選ぶ傾向が強まっているほか、再開発事業などで高層建築向きの用地を確保しやすくなったことも追い風になっている。

 「眺めのいい好立地のタワーマンションは価格が高くても人気は高い。階層によって価格差をつけられるので、幅広い客層を取り込める」。マンション建設を手がける不動産大手、大京(東京)の担当者が自信を見せる。同社は他社との共同事業も含めるとJR苗穂駅北側など3カ所の再開発地区で、21~28階建て計4棟を19年度から21年度にかけて順次完成させる。