【根室】根室市と根室市観光協会は15日午前、市内の標本木のチシマザクラが開花したと発表した。昨年より2日遅く、平年より3日早い。市によると、国内で最も遅いサクラの開花発表。桜前線が列島の終着点に到着した。

 2010年に廃止された根室測候所から観測を引き継いだ市と市観光協会の職員らが、市内弥栄町(やさかえちょう)1の根室地方合同庁舎前庭の標本木で、開花の基準となる5、6輪の花が咲いているのを確認。調査に協力する元気象庁職員、船山岩雄さん(71)は「ここ数日は寒かったが、5月上旬が温暖だったため平年よりやや早い開花となった」と話した。