【小平】留萌管内小平町で、タコ箱のオーナーになった人に漁で捕れたタコを宅配する「タコ箱漁オーナー」の抽選会が19日、国指定重要文化財「旧花田家番屋」前で開かれた。生きたタコがオーナーを選ぶ「タコルーレット」というユニークな方法で、300人がオーナー権を手にした。

 タコ箱漁オーナーは小平で6年ぶりに復活した企画。全国から1681人が応募し、倍率は5・5倍を超えた。タコルーレットは、応募者を1グループ約150人に分け、各グループのタコ箱を円形の水槽に設置。放たれたタコが箱に入るか、4分後に最も近くに来た箱のグループがオーナー権を獲得する方式で、2回行われた。権利獲得の命運を握るタコは、町内の漁師で主催者の阿部喜三男さん(49)が用意。関次雄町長が約4キロの生きの良いタコの頭をなでながら「頼むぞ」と言って水槽に放すと、見物に訪れた町民らは注意深く動きを見守った。