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2017年04月24日 月曜日(赤口)

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春眠

通勤の電車内で、うとうとしている人が目に付くようになった。車窓から入る柔らかい陽光、ほんわかする車内、そして適度な揺れ。<汽車ゆれて春眠ゆれてをりにけり>。小学館「こども歳時記」で見つけた一句である。情景が今の季節に、ぴたりとはまる▼もちろん、睡眠は健康にとって重要だ。6年前の国の調査で、日本人の平均睡眠時間は7時間42分。道民はそれより6分ほど長かった。「忙しくて、そんなに寝てない」との声も聞こえてきそうだが、これはあくまで平均値▼ただ、睡眠は長ければいいとは限らない。長期調査で、7時間ほど眠っている人が最も長生きだという結果が出ている。毎日8時間以上眠る人は5時間以下の人よりも血管の老化が進んでいたとの報告もある▼とはいえ、眠い目をこすりながら、いくら仕事に励んでも能率は上がらず、場合によっては危険である。企業の中には専門家による睡眠指導を行ったり、特別室を設けて昼寝を勧めたりするところも出始めている▼心配なのは子どもの寝不足だ。スマホの利用頻度が高いほど、睡眠時間が短いという。会員制交流サイト(SNS)やゲームなどに夢中になり深夜までスマホにかじりつけば、生活リズムが崩れる▼さまざまな情報がすぐ手に入るスマホは重宝な道具だが、それで心身の健康を損なえば本末転倒である。「寝る子は育つ」の格言を大事にしたい。2017・4・24

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