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2017年03月30日 木曜日(大安)

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常在菌

シャンプーを使わない洗髪を「ノープー」と呼ぶそうだ。米国のハリウッド女優が実践し、日本にもじわじわ広まっているとの記事を最近、雑誌で読んだ。1日でもシャンプーで洗わないと髪がべとべとする身からすれば、ぎょっとする▼湯だけで洗えば、抜け毛が抑えられる効果があるとか。念入りに洗って頭皮を清潔にすればするほど髪にはいい、と思っていただけに意外である▼てっぺんが気になりだした男性に朗報に見える。専門家によれば、ノープーの効果は個人差があり、洗いが足りなくて皮膚に炎症が起こる場合もある。過度の期待は禁物のようだ▼興味深いのは、毛髪を豊かに保つには頭皮の菌が関係していることである。常在菌といい、善玉と悪玉の菌がバランスをとりながら、汗や皮脂をえさにして皮膚の健康状態を保つバリアの役割を果たしている(青木皐(のぼる)著「人体常在菌のはなし」)▼そんな菌をシャンプーで一掃したら髪に良くないと言うのが、ノープー派の主張である。ただ、何らかの原因で体のバランスが崩れると、普段はおとなしくしているのに悪玉菌に加勢する仲間もいる。力の強い菌になびくため、日和見菌という名前がついている▼と、聞くと想像してしまう。淡々としているように見えるが、内閣改造が近づくと、その時々の権力者の顔色ばかり気にする。そんな人がどこぞにいたりして。菌を侮るなかれ。2017・3・21

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