【夕張】夕張市は、全国の市町村で最低の市長の給料を引き上げる方針を固めた。条例で定めた給料からの削減幅を、現在の70%から50%に緩和し、月額25万9千円を同43万1千円とする。3月の定例市議会に条例改正案を提出する予定。

 15日に開いた市特別職報酬等審議会で市が示した。引き上げ理由は、市の第三者委員会が昨年3月にまとめた報告書で、特別職の給料が「異常ともいえる低い水準」であり、「早期に一定程度まで回復すべきだ」と指摘しているとした。

 他の特別職の削減幅も副市長40%(2011年以降不在)、教育長30%(現在60%)に緩和する方針。

 引き上げ時期は現市長の任期が終わる2019年度とする構え。

 総務省によると2016年時点で、夕張市以外で市長、副市長の平均月額給料が最も低いのは奈良県香芝市(市長44万円、副市長37万5千円)。