高橋はるみ知事は10日の記者会見で、鉄道路線維持に向けたJR北海道への対応について、赤字を穴埋めするための財政支援は国に求めず、道としても行わない意向を表明した。JRに対しては「コストの徹底的な軽減を含めた自助努力を考えていかなければならない」と求めた。

 知事は「赤字補填(ほてん)は国も道も無理」と述べた上で「道民の税金を、赤字補填に充てるのは道民に説明できない」と強調。国に求める支援策は、道の鉄道ネットワークワーキングチームの報告書で示したものが基本であるとの認識を示した。報告書では、JR貨物からJR北海道に支払われる線路使用料の積み増しや鉄道施設の老朽更新対策を掲げている。