札幌市が市内中心部を走る路面電車(市電)の西4丁目―すすきの両停留場間をつなぎ、ループ(環状)運行を始めて19日で1カ月となった。開業日の昨年12月20日から1月18日までの1日の平均乗客数は、平日が前年同期比2746人(10%)増、年末年始の休みを含めた土日祝日が同2790人(16%)増となった。市が想定した1日平均600人増を大きく上回る状況が続いている。

 市交通局によると、平均乗客数は平日の15日間が3万755人、土日祝日の15日間が2万18人だった。開業後1週間の平均乗客数は平日が前年同期比3765人(13%)増、土日祝日が同3601人(19%)増。開業当初の1週間に比べて1カ月の増加率は減ったものの、狸小路商店街近くに停留場を新設したことで観光目的の利用が増えたほか、通勤・通学や買い物で定期的に利用する人が増加し、一定の効果が継続しているとみられる。

 ループ化に合わせて改築したすすきの停留場内で6日、回送電車の運転手が信号を見落として分岐器(ポイント)に進入し、動けなくなるトラブルがあったため、札幌市は、信号が見落とされた場合でも同様のトラブルが起きないようシステムの改修を検討している。

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