【浦河】覚せい剤取締法違反(使用)と傷害の罪に問われた日高地方の30代男に対し、札幌地裁浦河支部(大川恭平裁判官)が昨年12月22日の判決公判で、覚醒剤使用について無罪を言い渡していたことが分かった。

 被告の弁護士によると、2015年11月、男は知人を暴行したとして、静内署に逮捕された。取り調べの過程で尿を採取し、覚醒剤の陽性反応が出たとして、二つの罪で起訴された。

 公判で男は「覚醒剤を使っていた交際相手の女性の尿を飲んだためで自分は使っていない」などと主張した。判決は「被告の腕に覚醒剤を使用した注射の痕が確認できないなど、被告の主張を退ける客観的な証拠は見当たらない」として無罪を言い渡した。傷害罪については懲役3年とした。