札幌市円山動物園アフリカゾーンの業務の指名競争入札を巡り、札幌市が実際には入札を行わずに特定業者に発注していた疑いがある問題で、この入札に関する市の内部記録に、複数の市職員が入札に立ち会ったとするはんこを押していたことが9日、分かった。複数の市職員が不正入札に関与していた可能性が浮上しており、市は組織的な関与があったかについても調査を進めている。

 この入札では、市職員が特定業者に意図的に落札させた疑いがあり、市が関係職員を処分する方向で検討している。

 内部記録によると、アフリカゾーンのライオンやハイエナ展示スペースの柵設置業務の指名競争入札は2015年6月26日に行われ、5社が参加。札幌の建築金物製作会社が320万円(税抜き)で落札したことになっている。入札執行者には、市円山動物園経営管理課長、立会人に同課管理係長、補助者に事務職員のはんこが押してあった。