札幌市が所有する学校施設や道路などのうち老朽化が進んだ施設の建て替えや修理の費用が、今後60年間で4兆円を超える可能性があることが、札幌市の試算で明らかになった。人口急増期に建てられた施設が相次いで耐用年数を迎えるためで、年平均700億円近く必要になる計算。財政を長期的に圧迫するのは必至で、市は費用削減目標を立てて対応を急ぐ。

 札幌市の施設は1972年の札幌五輪前後の人口急増期に建てられたものが多く、4割以上が築30年を超えている。今後10~20年で建て替えや修繕が本格化する見通しだ。