JR北海道は12日、駅舎がある自治体の希望に応じ、観光名所や鉄道風景などをデザインした「JR北海道わがまちご当地入場券」を発売すると発表した。入場券は当該の駅まで行かないと購入できず、観光客らの地方への誘客につなげる狙い。第1弾の発売は7月の予定で、5月末まで自治体から応募を受け付ける。

 JRは事業見直しの一環で、利用の少ない無人駅廃止を進めている。一方、胆振管内豊浦町のJR室蘭線小幌駅のように、一度廃止方針を提示されながらも、町が維持管理する形で存続し、「秘境駅」として観光振興に取り組む例もある。JRは駅を核とした地域振興を支援しようと初めて企画した。

 縦約6センチ横11センチで、通常の入場券と同じ1枚170円で販売する。駅名、沿線の鉄道写真のほか、ご当地グルメや観光地などの情報も自由に盛り込める。対象は101市町村(青森県今別町を含む)の417駅。費用はJRが負担する。