札幌市中央区大通西5の市道交差点で19日午前、地下に埋設された配管から水蒸気が漏れ、マンホールを通じて地上に噴き出す騒ぎがあった。市内中心部のビルに暖房用の熱を供給する配管のバルブ付近から漏れ出たとみられ、20日午前0時現在も止まっていない。札幌中央署によると、水蒸気は無害でけが人はいないという。

 配管を管理する北海道熱供給公社(札幌)によると、19日午前9時半ごろ、マンホールの補修工事中の作業員から「水蒸気が漏れている」と同社に連絡があった。同社が180度の温水を高圧で流す配管を調べたところ、空気を逃がすためのバルブ付近から水蒸気が漏れていた。バルブの一部が破損しているとみられ、同社が復旧作業を進めている。

 現場は大通公園に面したオフィス街。周辺には水蒸気が立ちこめ一時騒然となった。40代の会社員男性は「辺り一面真っ白になった。火事や爆発が起きたのではと怖かった」と話した。