札幌市教委は2018年度にも、発達障害のある生徒が通常学級で学びながら、障害の状態に応じた指導を別教室で受けることができる「通級指導」を、市立の札幌大通高(定時制)に導入することを決めた。道教委によると、道内の高校で導入が決まったのは初めて。通級指導はこれまで小中学校対象だったが、国の規則改正で同年度から導入が可能になった。市内では通級指導を受ける小中学生が増えており、将来は、他の市立高7校の生徒も大通高で通級指導を受けられる体制づくりを目指す。

 高校での通級指導は、昨年12月の学校教育法施行規則の改正で可能になった。高校進学でも支援が途切れないようにする狙い。

 通級指導は、発達障害のほか言語障害、身体障害なども対象にしており、障害に応じた特別な指導を行う「通級指導教室」を校内に設けて専任教諭を配置する。生徒は大半の授業を通常の学級で行い、週1~8時間程度、通級指導教室に通う。大通高では発達障害のある生徒を対象にし、コミュニケーションのための指導を受けたり、感情をコントロールする方法を学んだりする。