2020年の東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会が、五輪サッカーを行う予定の札幌ドーム(札幌市豊平区)の施設整備費として、26億9千万円かかると試算し、市と道に伝えていたことが分かった。このうち地元がどこまで負担するかが今後の焦点となる。市と道は、仮設施設の整備費については大会組織委が負担するとした招致時の原則を守るよう求めており、反発が強まりそうだ。

 試算は1月30日、東京都内で開かれた札幌市と道、東京都、大会組織委、国の5者でつくる作業チームの初会合で示された。全額が仮設施設の整備費で、サッカー競技開催に伴う照明や音響設備、観客席の増設、テントやフェンスの設置などに関する費用とみられる。会合では整備費と別に、運営費の試算結果も示されたというが、市は詳細を明らかにしていない。