北海道コンサドーレ札幌のMF小野伸二(37)が、次節アウェー浦和戦(22日、埼玉スタジアム)のメンバー入りが濃厚で、札幌加入後初対決に意気込んだ。プロのキャリアをスタートさせた浦和とは、清水時代の2011年6月18日以来、6年ぶりのリーグ戦対決。「やっと対戦できる時が来た」と心待ちにした様子で、今季アウェーでまだない勝ち点奪取を狙う。

 18歳でデビューした浦和との試合。6年ぶりのJ1対決で、この男が燃えないわけがない。練習を終えた小野は「お客さんがたくさん来てくれるだろうし、チームとして勝ち点3を取れるように、精一杯やっていきたい」と力を込めた。

 3月13日に股関節痛から復帰して「今週はすごく調子がいい。試合時間はできるだけ長く出られるようにしたい」と状態は上々。この日も小雨が降る宮の沢で、5対5のフリーマンや、クロスからのシュートで精力的に動いた。

 ここまでリーグは2試合に出て計20分ほどの出場だが、12日のルヴァンカップ清水戦は先発から75分間出場し、反動もなかった。前節、FW内村が右太もも裏を軽く痛め、別メニューとなっているだけに、先発候補に名を連ねている。

 06年まで在籍したオランダ1部フェイエノールトから帰国後も浦和で2年間プレーし、計5年半を過ごしただけに「第二のふるさとという感覚もある。今までお世話になった人にいいプレーを見せたい」。37歳となり、さらに成長した姿を見せに行くつもりだ。(中村真大)<道新スポーツ4月20日掲載>