昨冬、経営合理化の一環で企業チームとしての活動を休止し、今季からクラブチームとして再始動した「JR北海道硬式野球クラブ」が13日、札幌円山球場で行われた都市対抗野球大会道2次予選を全勝で突破し、本大会(7月14日開幕・東京ドーム)出場を決めた。クラブ化で練習時間は激減したが、「道内で負けられない」と、強豪としてのプライドが14度目の全国切符を引き寄せた。

 クラブチームとなってから練習環境は大きく変わった。昨季までは仕事を午前で切り上げ午後から練習に打ち込めた。今は夕方まで定時勤務した後の2、3時間。「練習量は昨季の5分の1程度」と狐塚監督。運営費の半減で遠征試合も減った。それでも2007年に本大会で4強入りするなど、強豪の伝統を受け継ぐ選手たちは、量より質の練習を実践。捕手の中浦大海選手は「勝つためにどうすれば良いか、常に頭の中で考えていた」と振り返る。